カントリー歌手のモーガン・ウォーレンは、2026年2月1日に開催予定の「第68回グラミー賞」に楽曲を応募しないと報じられている。最新アルバム「I'm The Problem」が全米アルバムチャートで11週連続首位を記録するなど、商業的成功を収めているにもかかわらず、グラミー賞では、モーガンの楽曲はどの部門にもエントリーされていないことがビルボードにより明らかになった。 ただし、同アルバムにフィーチャーされているポスト・マローンやエリック・チャーチ、ハーディーらの楽曲は、個別にエントリー可能とされている。 2021年、モーガンは人種差別的な発言が問題となり、「アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード」および「カントリー・ミュージック・アソシエーション・アワード」から1年間の応募資格停止処分を受けた。一方、グラミー賞はその際もエントリーを阻止しなかった唯一の主要音楽賞だった。 問題発言が拡散された後、モーガンはレコードレーベルから契約停止処分を受け、ラジオでの放送も一時停止された。後に本人は「言い訳の余地はない」と認め、「自分がどれほど失敗したかに腹を立てている」と語っていた。 2024年にはバーのルーフトップ(屋上)から椅子を放り投げ逮捕されるという騒動も。椅子は、外に立っていた警官の前に落下、同件でモーガンは3つの重罪で起訴された。 (BANG Media International/よろず~ニュース)