クリーニング店を営む男が従業員を殺害しようとした疑いで逮捕された事件で、男は「経営に行き詰まっていて、すべて終わらせたかった」と供述していることが分かりました。 東京・江東区のクリーニング店店長・出村三喜夫容疑者(76)は23日、従業員の女性の手を包丁で切りつけて殺害しようとした疑いで現行犯逮捕され、25日朝に送検されました。 出村容疑者は「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認していますが、その後の調べに「経営に行き詰まっていて、警察に捕まってすべて終わらせたかった」と供述していることが分かりました。 出村容疑者と従業員の女性との間にトラブルは確認されておらず、警視庁は出村容疑者が自暴自棄になって犯行に及んだ可能性もあるとみて調べています。