タイから小包郵便に大麻を隠し輸入したとしてベトナム国籍の男女3人が警察に逮捕されました。密輸した大麻は約9キロで4500万円相当にのぼります。 麻薬及び向精神薬取締法違反(大麻輸入)の疑いで逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で、山梨県市川大門町に住む無職の男(32)、兵庫県姫路市の自称解体工の男(31)、同市在住の精肉作業員の女(46)です。また、山梨県西八代郡の工場作業員の女性(31)が書類送検されました。 4人は2025年5月12日、営利目的でタイから小包郵便の中に隠した大麻約9キログラム(約4,500万円相当)を輸入した疑いが持たれています。 警察によりますと、密輸された大麻は、ドッグフードの袋の中に隠して小包として、関西国際空港に届いたということです。中身を検査した際に大麻が隠されていたことが分かりました。あて先は静岡県菊川市内のアパートで、横浜税関を通じて名古屋税関清水支署に連絡が入り、荷物を取りに来た4人に事情を聴き、逮捕、書類送検しました。 4人はそれぞれ交際関係にあるということで、一部は容疑を否認しているとのことです。