「教育が危機的状況に…」高校盗撮事件受け栃木県で臨時校長会 再発防止に向け講習

栃木県の高校で教師による盗撮事件を受けて臨時の校長会が開かれ、「教育が危機的状況にあると言わざるを得ない」として再発防止に向けた講習が行われました。 栃木県では今月、勤務先の県立高校にカメラを設置して女性を盗撮したとして教師の古口大輔容疑者(38)が逮捕されました。 捜査関係者によりますと、古口容疑者は「仕事のストレスが溜まっていた」「ストレス解消のために盗撮した」と供述しているということです。 この事件を受けて27日、県内の県立高校の校長が集まり、再発防止に向けた講習が行われました。 栃木県教育委員会 中村千浩教育長 「このような事案が発生したことは教育の根幹を揺るがすことで、教育が危機的状況にあると言わざるを得ない」 20日には県内の高校などで校内のトイレや教室に盗撮用のカメラが仕掛けられていないか緊急点検が行われました。 栃木県教育委員会によりますと、そのうち古口容疑者が過去に勤務していた別の高校でも女子トイレなどから合わせて11台の小型カメラが見つかったということです。 県は新学期を前に対策を強化したいとしています。

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