橋下徹氏が神戸女性刺殺事件受け提言「GPSはもう踏み出さないと」 リンゴも執行猶予判決に疑問

弁護士の橋下徹氏(56)が30日、カンテレ「ドっとコネクト」に生出演。神戸の女性刺殺事件を受け、ストーカーや性犯罪の刑罰について語った。 神戸市中央区のマンションで住人の片山恵さん(24)が刺殺された事件で、逮捕された谷本将志容疑者(35)。「好みのタイプの女性だと思い、後をつけた」という趣旨の供述をしている。事件3日前の17日午後10時ごろには、容疑者とみられる男が、別の20代女性の後に続いて入り口のオートロックをすり抜ける姿が写っていた。2020年、22年にもストーカー規制法違反の前歴があり、20年には罰金の略式命令、22年には「思考のゆがみは顕著で、再犯が強く危ぐされる」とされながらも、被害女性が重傷に至らなかったなどの理由で懲役2年6カ月、執行猶予5年の判決。今回の事件は執行猶予中の凶行だった。 橋下氏は「凶悪犯罪を犯す人には、厳罰の効き目はない。やる人間はやる」と断言。また「日本の刑法、近代国家の刑法では危険性だけで処罰をしないのが大原則。再犯の可能性が高い人間は保護観察になる。ただ、執行猶予のうち保護観察がついているのは6%。保護司が足りない。殺害された保護司もいらっしゃったし、保護司は無償でやっている」と制度の問題も挙げた。 リンゴは、22年の判決について、「重傷でないにしても、首を絞められた女性の心の傷はすごい。一生続く」と指摘し、「(再犯率の高い)性犯罪やストーカー犯罪は執行猶予をなくすとかならないのか」と苦言を呈した。 橋下氏は「GPSは付けるべきだというのはあります。日本では人権上なかなかできないんですが、性犯罪やストーカーに関しては、少なくとも執行猶予期間中はGPSを装着したらいいと。僕はやっぱりGPSはもう踏み出さないといけないと思うんですけどね」と持論。リンゴも「この事件をきっかけに何かをしないと、亡くなった方が痛ましすぎる」と訴えた。 性犯罪の常習者や前歴者にGPS装着を義務化し、行動監視を行っている国もあり、韓国では再犯率が8分の1になったとの報告があるが、日本では人権への配慮などから行われていない。

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