札幌・中央警察署は2025年9月1日、傷害と恐喝の疑いで札幌市に住むとび職の少年(16)と石狩市に住む解体作業員の少年(18)を逮捕したと発表しました。 2人は2025年7月13日、札幌市中央区大通西3丁目の大通公園で、札幌市の男子高校生(17)に対し、顔面を殴打し腹部を足蹴りするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 さらにその後、男子高校生を脅して金を要求し、現金2000円を奪い取った疑いも持たれています。 13日午後10時30分ごろに、男子高校生が父親と警察に来署し「知り合いの男2人から殴る蹴るの暴行を受けた。金も恐喝された」と被害申告があり、事件が発覚しました。 男子高校生はろっ骨や鼻骨の骨折、肘や膝を打撲するなどの大けがをしています。 調べに対し少年2人は容疑を一部否認していて、16歳の少年は「けがをさせたことに間違いありません。2000円は脅し取ったものではない」と供述しています。 また18歳の少年も「暴力を振るったことに間違いありません。恐喝はしていません」と話しています。 警察が事件の経緯や動機を詳しく調べています。