名古屋市の教員らが児童の盗撮画像をSNSグループに共有していたとされる事件で、新たに逮捕された教員の男とすでに起訴されている3人の間に面識がなかったとみられることが分かりました。 2日送検された神奈川県内の中学校に勤務する教員・石川勝也容疑者(28)は、去年9月ごろから12月ごろにかけて神奈川県内の施設で、13歳未満の女の子2人の下着を盗撮し、その動画などを教員らが参加するSNSのグループに共有した疑いがもたれています。 調べに対し、「性的欲求を満たすため」などと供述し、容疑を認めているということです。 事件をめぐっては、グループを管理していた名古屋市の小学校教諭・森山勇二被告(42)らメンバー3人が児童の下着を盗撮し、画像を共有したなどとして、すでに逮捕・起訴されていますが、その後の捜査関係者への取材で石川容疑者と3人の間に面識がなかったとみられることが分かりました。 メンバーの逮捕は4人目ですが、グループには約10人の教員が参加していたということで、警察は残るメンバーについても捜査を進めています。