「えっ」「ハッピーエンドだったのに」 後日談が意外すぎる人気3作品

完結したマンガやアニメの続きが何かしらの形で描かれるのは、ファンにとって喜ばしいことといえるでしょう。なかには、衝撃的な内容で本編の結末を知る者を驚かせた作品もありました。 『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ/作画:小畑健)は、2006年の連載完結後に読み切りで掲載されたスピンオフ作品が『DEATH NOTE短編集』(集英社)に収録されています。死神「リューク」が目をつけた天才児「田中実(ミノル)」が主人公として描かれた「aキラ編」では、意外な方法でデスノートが使われ、本編で活躍した探偵「ニア」が敗北を認めるという展開が描かれました。 ミノルはデスノートをオークションに出し、アメリカ大統領と1000兆円で取引成立させました。しかし、大金の追跡を懸念した彼は「ヨツバ銀行」に口座を持つ60歳以下の人などといった条件を満たす契約者に10億円を分配するという前代未聞の行動に出るのです。 ミノルは誰も不幸にせず日本経済に好景気をもたらしたうえ、彼を捜索するニアから逃れたまま大金の入手に成功します。ニアも負けを認めたものの、怒った「死神大王」によって「人間界でデスノートの売買をした者は死ぬ」というルールが加えられてしまうのです。このことはミノルに知らされることはなく、彼は金を受け取ったため死亡してしまいます。リュークが「どんな使い方であれデスノートを使った人間は不幸になるって事か」と皮肉なセリフを残す結末となりました。

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