TBS今秋は番組改編なし、日曜劇場出演の清水尋也容疑者逮捕も「10月以降は影響ありません」

TBSは4日、都内の同局で秋の改編説明会を行った。“積極的無改編”の秋として、ドラマやアニメなどクールごとに変わる番組以外はあえて改編を行わない。 同局では昨秋から、59歳以下の個人視聴率を重視している。三島圭太コンテンツ戦略部長は「TBSは過去、想定よりも高齢層に支持される時代がありました。まんべんなく全世代に見ていただくために、今は59歳以下に重きを置いて番組を届けていこうと。これが去年の10月から徐々にうまくいっているということで、今回は改編をしないということにいたしました」と説明。各レギュラー番組の強化で底上げを狙う。 前日3日に、日曜劇場「19番目のカルテ」(日曜午後9時)に出演していた俳優の清水尋也(ひろや)容疑者(26)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。同局では7日放送の最終回の再編集に追われた。三島部長は「10月以降の番組に対しての影響はありません」と話した。 13日には「東京2025世界陸上」が開幕する。東京開催は34年ぶりで、ゴールデンタイムを中心に連日、生中継する。寺田淳史コンテンツ戦略部企画プロデュース室長は「(スペシャルアンバサダーの)織田裕二さんにとんでもない熱量でお送りしていただいておりますが、今田美桜さんを新たにMCとして迎え、東京で起こる熱気を日本中に伝えることができればと思っております」と話した。

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