多可町の山中で野宿、事務所や寺社で窃盗11件繰り返した疑い 44歳男を逮捕、送検

多可町内の事務所や寺社などに侵入して現金などを盗んだとして、兵庫県警西脇署は5日までに、窃盗や建造物侵入などの疑いで、住所不定無職の男(44)を逮捕、送検し、捜査を終えた。11件で約9万3千円相当(うち現金約7万円)の被害を裏付けたという。 逮捕、送検容疑は2024年7月ごろから25年6月6日までの間、寝泊まりなどのため兵庫県多可町内の事務所や寺社などに侵入し、現金やお菓子などの食べ物、電気毛布などを盗んだ疑い。いずれも容疑を認めており、盗んだ現金は生活費に充てていたという。 同署によると、男は長崎県内での仕事を辞めた後、23年10月ごろから多可町へ移ってきた。その後は、同町の山中で野宿をするなどしていたが、寝泊まりのため事務所などに侵入するようになったという。

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