偽物の「ミャクミャク」Ｔシャツを販売目的で所持していたとして韓国籍の大学生が逮捕されました。 商標法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市生野区に住む韓国籍の大学生・崔志遠容疑者（２２）です。 警察によりますと崔容疑者は、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がプリントされた偽物のＴシャツ３枚を販売する目的で所持した疑いがもたれています。博覧会協会から情報提供を受けた警察が、フリマアプリで１枚約３０００円で販売されていたＴシャツを実際に購入したところ、偽物であることが確認できたため、逮捕に至ったということです。 （記者リポート）「公式のものに見えますが、ミャクミャクのプリントには色ムラがあり、著作権を示すマルシーマークは二重丸になっています」 調べに対し、崔容疑者は「今年６月ごろから１００枚ほど販売し１０万円ほどもうけた」と容疑を認めているということで、警察は入手先などを調べています。 「ミャクミャク」をめぐって商標法違反の疑いで逮捕されたのは、全国で初めてということです。