「フェラーリ転売すれば儲かる」と持ちかけか 詐欺容疑で男逮捕

「高級外車を転売すればもうけられる」などと持ちかけて現金4千万円をだまし取ったとして、警視庁は9日、不動産仲介業の柿本佳司容疑者(50)=神奈川県藤沢市=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 牛込署によると、逮捕容疑は2020年10月ごろ、東京都新宿区の50代女性に「フェラーリを買えば、1億円以上で売れる」とうその転売の話を持ちかけ、車の購入代金として4千万円をだまし取ったというもの。 女性は、柿本容疑者が個人でやっていた不動産仲介業の客。20年8~9月にも、フェラリーやランボルギーニのうその転売の話を持ちかけられ、5600万円を振り込んだという。その後催促しても転売金が振り込まれないことから、警視庁に相談した。 署は、柿本容疑者がだましとった金を自身が使う高級車や高級腕時計の購入費のほか、借金の返済に充てていたとみている。(長妻昭明)

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