警察官2人逮捕の大阪府警 別事件でも捜査中に暴行か 被害訴え男性が刑事告訴

捜査対象者に暴行を加えたとして警察官2人が逮捕された大阪府警で、別の事件捜査でも「暴行を受けた」とする男性が警察官らを刑事告訴したことが関係者への取材で分かりました。 告訴状などによりますと、大阪府内に住む30代の男性は今年5月、突然訪ねてきた7人ほどの警察官に、家宅捜索の令状を提示されないまま押し倒されたり、顔を膝蹴りされたりする暴行を受け、右目付近を打撲するなど全治1カ月程度のけがを負ったということです。 被害を訴える男性(30代) 「もう怖いしかないですよね。なぜこんな仕打ちをされないといけないのか。僕はもう絶対許さない。許せるわけがないです」 代理人弁護士によりますと、警察官らは監禁事件の捜査の一環で家宅捜索に来たとみられるものの、男性は事件の容疑者ではなく、無関係だったということです。 男性側は10日、氏名不詳の警察官らを特別公務員暴行陵虐の疑いなどで刑事告訴し、府警が受理したため、当時の経緯などが捜査される見通しです。

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