資格外活動の許可を受けていないインドネシア人をクリーニング工場に派遣したとして、警視庁国際犯罪対策課は11日までに、入管難民法違反(不法就労助長)容疑で、人材派遣会社「スクラムヒューマンパワー」(山梨県笛吹市)代表、日原達仁容疑者(54)と、派遣先の「小林リネンサービス」(同市)役員、小林幹生容疑者(47)ら4人を逮捕した。 日原容疑者は容疑を一部否認し、小林容疑者は容疑を認めているという。 同課は同日、法人としての両社を書類送検した。 同課によると、スクラム社は2022年12月~今年6月、資格外活動の許可がない外国人計約120人をクリーニング工場に派遣。少なくとも7000万円の利益を得ていたとみられ、詳しい実態を調べる。