盗撮画像共有事件、名古屋と横浜の教員を再逮捕 愛知県警

教員らのグループが女児の盗撮画像などをSNSで共有していたとされる事件で、愛知県警は11日、名古屋市立小教諭の男(42)=性的姿態撮影等処罰法違反などの罪で起訴=を器物損壊と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで、横浜市立小教諭の男(37)=同=を不同意わいせつなどの疑いでそれぞれ再逮捕し、発表した。いずれも逮捕は3回目で、県警は2人の認否を明らかにしていない。 県警によると、名古屋市立小の教諭の男は昨年10月~今年5月ごろ、自宅で、13歳未満の女児7人の楽器に体液を付着させ、今年6月には着替え中の女児の画像などからなる児童ポルノデータを所持した疑いがある。データは複数の画像を組み合わせたもので、横浜市立小の教諭の男が撮影したとみられる、着替え中の女児の画像1枚も含まれていたという。 横浜市立小の教諭の男は、昨年6月~10月ごろ、神奈川県内の施設で、13歳未満の女児の下着を撮影したほか、体を触るなどのわいせつな行為を撮影し、児童ポルノを製造。撮影した動画を、教員らでつくるSNSのグループチャットに投稿して共有した疑いがある。 グループには10人近い教員とみられるメンバーが参加。一連の事件ではこれまでに、2人を含む計4人の教員が摘発され、被害児童はのべ25人以上になるという。(高橋俊成) ◇ 被害者側への配慮から、デジタル版では容疑者名を匿名としました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする