リフォーム中の住宅が全焼… “保険金目的”の放火か かつて保険調査員だった男ら3人を逮捕 岐阜・飛騨市

岐阜県飛騨市の住宅火災は、保険金目的の放火だったのか。男3人が逮捕されました。 (今井貴之カメラマン) 「火事があった現場には、焼けた木材がまだ残されています」 岐阜県飛騨市神岡町で3年前、全焼した住宅。この火事をめぐって3人が逮捕されました。 逮捕されたのは、静岡県伊東市の会社員・稲葉一夫容疑者と、弟で住居不定・無職の稲葉寛容疑者、そして住居不定・無職の深町優将容疑者です。 警察によりますと3人は2022年8月、飛騨市神岡町で稲葉一夫容疑者が所有する木造2階建ての住宅に、共謀して火を付け全焼させた疑いがもたれています。 この住宅は火災の前に稲葉一夫容疑者が購入したもので、当時はリフォーム工事が行われていました。 (近隣住民) 「(火の勢いが)すごかった。どうこうなるような火ではなかった。古くて、古民家の立派な家でした」 深町容疑者はかつて保険の調査員をしていて、稲葉寛容疑者とともに2023年10月に岡山県で、翌11月には青森県で住宅に放火し、保険金をだまし取るなどした罪ですでに起訴されています。 警察は、3人が飛騨市の火災でも多額の保険金を受け取ったとみて、3人が各地で住宅を購入し、保険金目的で放火を繰り返した可能性もあるとみて調べています。

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