藤岡市の新井市長は、空席となっていた副市長に田中政文教育長を起用する方針を固めました。 藤岡市の副市長に就任する予定なのは、田中政文さん(69)です。田中さんは1979年に埼玉大学を卒業後、教諭として高崎市や藤岡市などの小中学校に勤務。その後、藤岡鬼石北小の校長や市教育委員会の副部長などを歴任し、2012年から市の教育長を務めています。 藤岡市の副市長を巡っては、前副市長の塚本英夫被告が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕・起訴され解職された後、空席となっていました。新井市長は群馬テレビの取材に対し、「教育長を12年9カ月務め市の行政に長く関わり市民の信頼も厚い。信頼回復を図るなかでふさわしいと考えた」とコメントしています。また、後任の教育長については「未定」とし、できる限り早く決めたいとしています。 副市長の人事案は、19日の市議会に提出されます。