【特殊詐欺】大阪府警を名乗る男に「口座が資金洗浄に使われていないか調べる」と言われ…50代女性が94万円被害

八戸警察署によりますと、9月4日、青森県内に居住する50代女性方の固定電話に、携帯電話会社のヤマモトを名乗る男から電話があり ・携帯料金の未払いがある。 ・心当たりがないのであれば詐欺に遭っている可能性がある。 ・警察の緊急電話に電話をつなぐ。 と言われ、大阪府警のヤマシタと名乗る男が電話に出ました。 女性はヤマシタから ・詐欺事件を捜査している。 ・犯人を捕まえたら、通帳を何十通も持っており、その中にあなた名義の通帳があった。 ・警視庁に連絡を取って、あなたの口座が資金洗浄に使われていないか調べる。 などと言われ、口座残高などを聞かれた上、LINEでやり取りを継続するように指示されました。 女性は教えられたLINEアカウント名「本部 山下」を登録した後、9月8日頃、ヤマシタからLINEのビデオ通話機能で、金融財産保管状を見せられた上で ・資金の流れを調べるために、お金を振り込んでもらう必要がある。 ・このことは誰にも口外してはいけない。 と言われ、指示に従い、暗号資産取引アプリをスマートフォンにインストールして、指定されたロ座に、100万円を振り込みました。 その後、ヤマシタの指示に従い、スマートフォンでアプリを操作して、暗号資産イーサリアム(ETH) を購入し、9月8日、94万1,534円相当のイーサリアムを指定されたアドレスに送信しました。 送信後、ヤマシタから、さらに送金を要求されたことから、家族に相談したところ、被害に気が付いたということです。 警察は犯人はLINEなどで連絡を取り合い、逮捕状や警察手帳などを見せて信じ込ませようとしますが、警察がLINEなどで連絡することはないと呼びかけています。

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