ネットフリックス(Netflix)英国ドラマ『アドレセンス』の子役俳優オーウェン・クーパー(15)がエミー賞で助演男優賞を受賞した。 14日(現地時間)、米国ロサンゼルス(LA)のピーコックシアターで開かれた「第77回プライムタイム・エミー賞」授賞式で『アドレセンス』はミニシリーズ部門で6冠を達成した。作品賞をはじめ、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、演出賞、脚本賞など主要な賞が『アドレセンス』に贈られた。 英国生まれのクーパーは2009年生まれで、今年15歳になる。エミー賞史上、最年少男性演技賞受賞者となり、デビュー作で助演男優賞を手にするという記録を打ち立てた。 クーパーはトロフィーを受け取り、「この舞台に立っていることが本当に非現実的に感じられる」と語った。続けて「数年前に演技のレッスンを受け始めたときは、米国に、特にこの場所(エミー賞の舞台)に来ることになるなんて想像もできなかった。本当に夢のようだ」と受賞の感想を語った。 4部作の『アドレセンス』は、英国の13歳の少年ジェイミー・ミラー(オーウェン・クーパー扮)が同級生殺害の容疑で逮捕されたことから物語が始まる。 この作品は各エピソードがカットなしのワンテイクで制作されたことでも話題となった。