レトルトカレーに見せかけて大麻を大量密輸か 16歳と17歳を逮捕

レトルトカレーに見せかけて、大麻の有害成分を含む液体約14キロをタイから密輸したとして、福岡県警は、大阪府岸和田市の無職の少年(16)と同市の高校生の少年(17)を麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕したと16日発表した。いずれも容疑を認めているという。 門司税関によると、麻薬の有害成分を含む液体の密輸事件としては、福岡空港で過去最大の押収量だという。 また県警は、日本人の少年による航空機を使った麻薬の営利目的密輸容疑事件は全国的で初めてだとしている。県警は2人は運搬役だったとみて、組織的な関与の有無を調べる。 県警少年課によると、2人は先月30日、大麻の有害成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」を含む液体計約14キロをスーツケース二つに隠してタイから入国し、密輸した疑いがある。 液体は小分けに袋詰めされ、32個のレトルトカレーの箱に入れられていたという。同空港の門司税関職員が検査し、発見した。(小勝周)

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