一般道で時速100キロ以上でレースか 16歳少年らを逮捕 神奈川

神奈川県藤沢市の一般道で5月、時速100キロ以上のスピードで車のレースをして事故を起こし、3人にけがを負わせて逃げたとして、神奈川県警は16日、住所不定、職業不詳の少年(16)を自動車運転死傷処罰法違反(無免許危険運転致傷)などの疑いで、無職の男(20)=横浜市保土ケ谷区=を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)などの疑いで逮捕し、発表した。少年は容疑を認め、男は「無免許で車を運転していないし、交通事故についても全く関係ない」と容疑を否認しているという。 交通捜査課によると、2人は共謀し5月24日、それぞれ乗用車と軽乗用車を無免許で連なって運転。少年が十字路交差点に赤信号を無視して進入し2台の車と衝突、3人に軽傷を負わせ、そのまま逃げた疑いがある。 2人は友人で、時速100キロ以上でレースをしていたとみられる。防犯カメラの映像から、少年と男の車が高速度で前後で入れ替わり、片側一車線の道路で他の車を右側から追い越す様子が確認できたという。 2人の車には10代の男女計8人が同乗し、運転手を代えて厚木~大和、大和~藤沢、藤沢~大和と約45キロにわたりレースを繰り返していたという。 県警は同乗者の8人についても、道交法違反(無免許運転同乗)などの疑いで調べている。(中嶋周平)

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