乗用車を詐取、元自動車販売店経営者ら逮捕 車引き取り後も代金支払わず 岩手県

2024年12月、岩手県矢巾町に住む36歳の男性から乗用車1台をだまし取ったとして、県内で自動車販売店を経営していた32歳の男と滝沢市の34歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、宮城県大崎市の運転手・菊池優樹容疑者(32)と、滝沢市大沢堰合の会社役員・高橋錬容疑者(34)です。 警察などによりますと、容疑者の2人は2024年12月下旬、共謀のうえ、矢巾町に住む当時36歳の男性から、乗用車1台をだまし取った疑いが持たれています。 被害者の男性は当時、複数の業者による車の査定を一括して受けられるWEBサイトに時価百数十万円相当の自分の車を登録していました。 そして県内で自動車販売店を経営していた菊池容疑者もこのWEBサイトに登録していたため、被害者の男性の車を高く査定しその車を引き取りましたが、代金を支払わなかったということです。 容疑者の2人は知人関係で共犯事件のため警察はそれぞれの認否を明かしていません。 警察などの調べでは、車の買い取りの名目で代金が支払われていない人は県内外で数十人、未払いの金額はあわせて数千万円に上るということです。 警察は引き続き2人の余罪を調べています。

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