「周囲に強い不信感」と医師所見 北九州・中3男女殺傷、起訴へ

北九州市で昨年12月、中学3年の男女が殺傷された事件で、福岡地検小倉支部が2度目の鑑定留置の結果、殺人などの疑いで逮捕された平原政徳容疑者(44)は事件当時、周囲に強い不信感を抱く精神状態だったとの医師の所見を得た上で、刑事責任能力を問えると判断したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。勾留満期の26日までに起訴する。 捜査関係者によると、今年1~4月の1度目の鑑定留置では、精神鑑定した医師が提出した書面に、精神状態が事件に影響したかどうか明確な結論がなかった。4月から今月16日までの2度目の鑑定留置では、事件当時の精神状態が事件にある程度影響したとされた。

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