越前町の20代の職員の男が21日、10代男性を地面に投げ飛ばしたとして暴行の疑いで現行犯逮捕されました。 逮捕されたのは、越前町農林水産課の職員で越前町梅浦の笠原達也容疑者(24)です。 警察の調べによりますと、笠原容疑者は21日午前5時ごろ、福井市の繁華街通称・片町の路上で、福井市に住む10代男性の首元をつかみ地面に投げ飛ばす暴行を加えた疑いがもたれています。 一緒にいた男性の友人から「トラブルになって友人が投げられた」と警察に通報があったもので、駆け付けた警察官が笠原容疑者を現行犯逮捕しました。男性は病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。 調べに対し、笠原容疑者は「投げ飛ばしたことに間違いはない」と容疑を認めていて、警察では動機などについて厳しく追及することにしています。 なお、越前町は「町職員が逮捕されたことは、誠に遺憾であり、日頃から町政にご信頼をお寄せいただいている町民の皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をお掛けしましたことを心から深くお詫び申し上げます」とコメントしています。