韓総裁の指示どこまで “マザームーン”今後の捜査は

「マザームーン」とも呼ばれた旧統一教会のトップ・韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁(82)が逮捕されました。韓総裁は容疑を否認していますが、今後の捜査の焦点はどこになるのか、ソウルから報告です。 (岩本京子支局長報告) 今後のポイントですが、特別検察官が20日以内に起訴するかどうかです。韓総裁の指示がどの程度あったのかの立証が今後の捜査の大きな焦点となります。 その韓総裁ですが、未明に逮捕された後はそのまま独房に収監されました。 高齢者である点などが考慮されたとみられますが、独房はテレビやロッカー、トイレが備わった4畳ほどの部屋です。他の収監者とは交わらずに食事や運動などを1人で行うことが予想されます。 (Q.今回の逮捕、韓国国民はどう受け止めていますか?) 韓国内ではこれまで政治と教団の関わりについて日本ほど大きな問題になったことはなかったので、今回の件で多くの人が知ることになり、驚きが広がっています。 今後は政治と宗教の関わり方について見直しが求められるなど、影響が出てくるとみられます。

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