人気若手俳優の相次ぐ薬物逮捕…警察OB「芸能人顧客リストが出てくるケースも。ただ…」

元警視庁捜査第一課の警部補でユーチューバーとしても活動する佐藤誠氏が24日、X(旧ツイッター)を更新。俳優の遠藤健慎容疑者(24)が麻薬取締法違反罪で逮捕されたことに言及した。 遠藤容疑者は、麻薬取締法違反罪で起訴された俳優清水尋也被告(26)と共同で大麻を所持した疑い。警視庁薬物銃器対策課は24日までに、同法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者によると「(清水被告の)家で大麻のようなものを見ましたが、私のものではありません」と容疑を否認しているという。 佐藤氏は「警視庁は、清水尋也被告の自宅を8か月も内偵していた」と書き出し、「遠藤健慎容疑者以外に、すでに調達役の20代男性ら3人が逮捕されているのなら、末端の使用者だけでなく、供給ルートにも踏み込んでいるはず」と指摘した。 続けて「警視庁は周辺の交友関係や他の使用仲間を割り出している可能性は高く、清水遠藤ともに20代の若手俳優で、芸能関係者や同世代俳優との交流が活発なら、押収スマホのチャット履歴から、同じ場で吸引した知人、タレントが浮上する可能性もあり、芸能人顧客リストが出てくるケースも考えられる」と推測。一方で「ただ、芸能人の薬物事件では、警察はピンポイントで1~2人に絞り込む傾向が強いので、芋づる式検挙まで発展するのは稀かも」と私見を述べ、「伊勢谷友介事件は本人のみ、沢尻エリカ事件も周囲に波及はしていないことからも、そう読むのだが、もっと踏み込んでもらいたいよな」と思いをつづった。 遠藤容疑者は静岡県出身で、子役としても活動していた。16年に映画「がらくた」で初主演。21年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では渋沢栄一の息子・渋沢秀雄役を演じ、大河ドラマ初出演。清水被告とは映画「ミスミソウ」や、TBS系「チア☆ダン」で共演している。

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