参議院選挙をめぐり、鹿児島市のパチンコ店の社長らが、選挙違反の疑いで逮捕された事件で、現金を受け取ったとされる店長ら10人が、略式起訴されました。 略式起訴されたのは、モリナガの店長ら10人です。 この事件は、2025年7月、モリナガの親会社「デルパラ」の社長、山本昌範こと李昌範容疑者らが、モリナガの店長と共謀。モリナガの従業員に対し、参議院選挙に立候補した自民党候補への投票の見返りに、現金を渡す約束をしたとされるものです。 事件を受け、全国の店舗の従業員、合わせて230人が書類送検され、鹿児島市のモリナガの従業員は、117人に上っていました。略式起訴された店長ら10人を除く、残る107人は、不起訴処分などになっています。