SNSで知り合った女子中学生に性的暴行をしたなどとして、新潟市立中学校に勤める教師の男が逮捕されました。 新潟市立中学校の教師・中村岳容疑者(36)は、2月以降 2度にわたって神奈川県の中学3年生の少女に性的暴行をしたうえ、その様子をスマートフォンで撮影した疑いがもたれています。埼玉県の女性から「娘が知らない人に金をもらっている」と相談があり、捜査したところ中村容疑者が浮上しました。 警察によりますと、中村容疑者はSNSで少女に接触して金を渡していました。「仕事上のストレスがあった」と容疑を認めています。中村容疑者のスマートフォンには、別の少女を撮影したわいせつな画像があり、警察が関連を調べています。 新潟市教育委員会によりますと、中村容疑者は県の教員として採用され、研修で新潟市の教員として4月に着任。3年生の担任を受け持ち勤務態度に問題はなかったといいますが、6月下旬に本人から学校に対し「過去に未成年の女性に対して金銭を渡してわいせつな行為をしたことがある」旨の話があり、以降、有給休暇や在宅勤務扱いとなっていました。 新潟市教育委員会は、このことを重く受け止め指導を徹底し、市民の信頼回復に努めたいとしています。