北海道むかわ町の山林で行方不明になっていた男性の遺体が発見された事件で、警察は、傷害の疑いで逮捕していた男を死体遺棄の容疑で再逮捕しました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、 札幌市の会社役員大上文彦容疑者(49)です。 大上容疑者は、2025年8月3日、すでに死体遺棄の疑いで逮捕されている梅津悠希容疑者(36)と共謀のうえ、むかわ町の山林に札幌市に住む西村隆行さん(55)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。 西村さんは8月2日夜、札幌市内で刃物で切り付けられたあと行方不明になっていて、大上容疑者は傷害の疑いで逮捕されていました。 警察は、大上容疑者と一緒に行動していたとみられる梅津容疑者の話に基づき、9月19日、むかわ町内で西村さんの遺体を発見しました。 警察によりますと、梅津容疑者は「埋めた現場で大上容疑者と会っている」と話しているということです。 警察は、大上容疑者の認否を明らかにしておらず、事件の経緯を詳しく調べています。