先月下旬、東京・清瀬市の路上で、10代の女性に性的暴行を加えたとして、37歳の板橋区役所の職員が逮捕されました。 不同意性交の疑いで逮捕されたのは、東京・板橋区役所の広聴広報課・主任の山田夏彦容疑者(37)です。山田容疑者は、先月下旬、東京・清瀬市内の路上で、10代の大学生の女性に性的暴行を加えた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、山田容疑者は8月22日の深夜、西武池袋線小手指駅で大学生の女性に声をかけ、女性のカバンを奪って手を握り、一緒に電車に乗りこんだということです。 山田容疑者は西武池袋線・清瀬駅で女性と一緒に下車したあと、清瀬市内の路上や駐車場で性的暴行を加えたということです。 事件直後、女性が清瀬駅近くの交番に駆け込み、相談をしたことで事件が発覚しました。 2人に面識はなく女性は「手を振りほどこうとしたが、カバンがとられていて、何をされるかわからなかったので、声が出せなかった」という趣旨の話をしているということです。 取り調べに対し、山田容疑者は「わいせつな行為をしたことを、私がやったことに間違いありません」「ただ同意の上、その行為を行いました」と容疑を一部否認しています。 職員の逮捕をうけ、板橋区の坂本健区長は「このたび、当区の職員が逮捕されたことについては誠に遺憾であり、被害に遭われた方、区民の皆様に心より深くお詫び申し上げます」とコメントしています。