札幌の男性が胆振のむかわ町で遺体で見つかった一連の事件で、新たな逮捕者です。 警察は28日男性に対する傷害事件の凶器を隠したなどとして男女2人を逮捕しました。 大上文彦容疑者は先月2日、知人の西村隆行さんを包丁で切り付けてけがをさせた疑いと、翌日、梅津悠希容疑者と共謀して、西村さんの遺体をむかわ町に遺棄した疑いが持たれています。 警察は28日大上容疑者の西村さんに対する傷害事件について、2人の知人である渡辺斉容疑者と斉藤朋世容疑者を、証拠隠滅の疑いで逮捕しました。 渡辺容疑者と斉藤容疑者は札幌市白石区での傷害事件の後血が付いた凶器の包丁を隠したほか、渡辺容疑者は路上にできた血だまりを水で洗い 流したなどの疑いが持たれています。 2人は「証拠隠滅をするつもりはなかった」と話し、容疑を一部否認しています。