和歌山市で2歳の長女を虐待して死亡させたとして両親が逮捕された事件で、両親は生後4か月の健診を最後に受診させていなかったことが分かりました。 平晴流容疑者と妻の菜々美容疑者は、去年秋ごろから今年7月にかけて、当時住んでいた和歌山市の自宅で長女・流菜ちゃん(2)に日常的に暴行を加え、治療を受けさせず死亡させた疑いがもたれています。 市などによりますと、両親は生後4か月の乳幼児健診を最後に受診させていなかったため、市は去年、自宅を2度訪問しましたが流菜ちゃんに異常はみられなかったということです。 (和歌山市 尾花正啓市長)「(健診は)協力いただける中での話になります。本人にも出会えていますので、その点は問題なかったんじゃないかなと」 2人は容疑を認めていて、警察は虐待の動機などを調べています。