和歌山市で2歳の長女を暴行し、治療を受けさせず死亡させたとして両親が逮捕された事件で、長女は生後4か月を最後に必要な健診などを受診していなかったことがわかりました。 和歌山県紀の川市の平晴流容疑者と妻の菜々美容疑者は、去年秋ごろから今年7月にかけて、2歳の長女、流菜ちゃんに暴行を加えた上、治療を受けさせず、死亡させた疑いが持たれています。 その後の警察への取材で流菜ちゃんは、生後4か月を最後に乳幼児健診を受診していなかったことがわかりました。こうしたことを受け、市は去年3月と12月に家庭訪問を行っていましたが、流菜ちゃんに異常は確認されなかったいうことです。 和歌山市 尾花 正啓 市長 「訪問時には専門の保健師が目視確認ということで本人にも出会えているので、そこは問題なかったと思う」 2人は容疑を認めていて、警察は詳しいいきさつを捜査しています。