10代の少年を呼び出して河川敷に連れて行き、「「バイク渡すかタイマンするか選べ」と因縁をつけたうえ、暴行を加えバイク1台を奪ったとして、少年ら4人が逮捕されました。 強盗の疑いで逮捕されたのは、解体工の下津太樹容疑者(21)と17歳から19歳の少年3人です。 警視庁によりますと、下津容疑者らはことし5月、東京・日野市の河川敷で、10代の少年の顔や腹を殴るなどの暴行を加え、少年のバイク1台時価14万円相当を奪った疑いがもたれています。 下津容疑者らは、被害少年の交際相手に、「先輩の車がお前のバイクにあおられた。落とし前をつけろ」などと因縁をつけ、交際相手から相談を受けた少年を、呼び出していたということです。 その後、多摩川の河川敷に移動し「バイクを渡すか、今すぐ川に飛び込むか、40万円支払うか、“タイマン”をするか選べ」と言って、少年が“タイマン”を選ぶと、下津容疑者らが暴行を加えたということです。 調べに対し4人は容疑を否認し下津容疑者は、「タイマンが泥仕合になり、イライラして腹を一発殴ったがバイクはもらったもので奪っていない。」などと供述しているということです。