「県民のため職務にまい進」愛媛県警察学校で卒業式 半年間の訓練越え第一線へ巣立ち【愛媛】

愛媛県警察学校で30日に初任科生の卒業式が開かれ、半年間の厳しい訓練を乗り越えた若い警察官の卵たちが巣立ちました。 卒業したのはこの春、大学を卒業するなどして愛媛県警に採用され、半年間の課程を修了した45人。式では近藤裕行県警本部長が「治安のプロとして成長してほしい」と激励の言葉を送り、卒業生を代表して井伊祥汰巡査が巣立ちの決意を示しました。 代表・井伊祥汰巡査: 「警察学校で修得した基本を守り、誇りと使命感を胸に、県民のため職務にまい進する覚悟であります」 半年間、警察学校で、法律や逮捕術など警察の基礎を学んだ卒業生たち。式のあとには別れを惜しむように同期と写真を撮り合う姿も見られました。 松山東署に配属・井伊祥汰巡査: 「(子どもに)憧れてもらえるような警察官になりたいと自分自身思っているので、交通課や生活安全課などの子どもに犯罪予防をできる課に進もうと考えております」 井伊巡査は民間企業から転職した3児の父。10歳の子どもから温かいエールが送られました。 10歳の息子: 「かっこいい警察官になってほしいです。これからもがんばって」 卒業生たちは警察本部のほか愛媛県内12の警察署に配属され、地域の安全を守るため警察官としての一歩を踏み出します。

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