北海道南部の森町で9月29日、密漁した毛ガニを所持したエビかご漁船の48歳の船長の男ら3人が逮捕されました。 北海道漁業調整規則違反の現行犯で逮捕されたのは、第八仁宝丸の船長、粟野猛容疑者(48)と、その75歳の父親と、20歳の息子です。 3人は29日午前1時半ごろ、森町の砂原漁港に係留中の船内で、許可を得ずに取った毛ガニ508匹、約136キロを所持しました。 海保は船が入港したところで立ち入り検査を実施し、甲板に毛ガニの入ったケース6個を発見。 3人はいずれも容疑を認めていて、海保は販売目的で密漁したとみています。