先月29日、福岡市博多区で57歳の女性がトラックにひき逃げされ死亡した事件で、逮捕された運転手の男が「段差を踏んだような認識はある」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。 警察によりますと佐賀県伊万里市のトラック運転手川崎勝容疑者(47)は先月29日、福岡市博多区の交差点で大型トラックを運転中、女性(57)をはねて死亡させ、そのまま逃げた疑いがもたれています。 川崎容疑者は当初警察の調べに対して黙秘していましたが、現在は「段差を踏んだような認識はある」などと話す一方で、ひき逃げ容疑などについては否認していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 車載のドライブレコーダーには事故の瞬間や川崎容疑者が運転する様子が映っていて、警察は1日、川崎容疑者を送検し、さらに詳しい経緯を調べることにしています。