わいせつ行為をライブ配信した疑い 配信会社の社員ら逮捕 茨城県警

海外アダルトサイト「Stripchat(ストリップチャット)」でわいせつな行為をライブ配信したなどとして、茨城県警は、男2人を公然わいせつなどの疑いで逮捕したと1日発表した。「お金を稼ぐため」と、いずれも容疑を認めているという。 生活環境課によると、逮捕されたのは、かすみがうら市のライブ配信会社「Seconds(セカンズ)」社員の男(36)=埼玉県川口市=と同社代表取締役の男(37)=千葉県我孫子市=。ライブ配信に出演した女(24)=東京都東村山市=ら4人も同容疑で書類送検された。 同課によると、6人は共謀し、5月7~16日、関東のホテルで計4回にわたりストリップチャットでわいせつな行為を無修正でライブ配信し、視聴者に閲覧させた疑いがある。 男2人は同社のX(旧ツイッター)で、「3時間前後で出演料10万~15万円」などと出演者を募集。県警は、2023年9月から百数十回配信し、計1億1500万円相当を稼いだとみている。昨年9月、再出演をめぐってトラブルになった女性2人から水戸署に相談があったという。 また県警は、ライブ配信サイトへの出演契約締結時に契約書を渡さなかったなどとして、男2人と同社をAV出演被害防止・救済法違反の疑いで書類送検した。契約書の様式はあったという。AV出演者の被害を防ぐため22年6月に施行された同法違反による摘発は県警で初という。(後藤隆之)

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