今年6月、福岡市中央区の路上で高校1年の女子生徒（15）にいきなり尻をわしづかみにするなどのわいせつな行為、23歳の飲食店従業員の女性に股間を触る痴漢行為をしたとして25歳のバーテンダーの男が逮捕されました。 男は「お尻をさわった記憶があるが、股間は触っていない」などと話し、痴漢の容疑について否認しています。 ■自転車で追い越しながら尻をわしづかみにしたなどの疑い 不同意わいせつと迷惑行為防止条例違反（痴漢）の疑いで逮捕されたのは、福岡市中央区春吉に住むバーテンダー・林田武紘容疑者（25）です。 林田容疑者は (1)今年6月20日午後4時すぎ、福岡市中央区春吉の路上を歩いていた高校1年の女子生徒（15）に自転車で追い越しながらいきなり制服の上から尻をわしづかみにした不同意わいせつの疑い (2)今年6月26日午前2時すぎ、福岡市中央区春吉の路上を歩いていた23歳の飲食店従業員の女性に背後から手を差し入れズボンの上から股間を触った県の迷惑防止条例違反（痴漢）の疑い がもたれています。 ■防犯カメラの映像などから林田容疑者の関与が浮上 被害にあった高校1年の女子生徒（15）の関係者と23歳の飲食店従業員の女性が警察に通報して事件が発覚。 警察が現場周辺の防犯カメラの映像を調べるなどの捜査をした結果、林田容疑者の関与が浮上したということです。 ■「お尻をさわった記憶があるが、股間は触っていない」 取り調べに対し、林田容疑者は「お尻をさわったという記憶があるので間違いないが、股間は触っていない。お酒を飲んで気が大きくなっていたので触った」などと話し、不同意わいせつ容疑については認めているものの、痴漢容疑については否認しているをいうことです。 現場付近では今年6月下旬から7月にかけて同様の事件が他にも4件確認されていて、警察はこれらの事件にも林田容疑者が関与した可能性があるとみて捜査しています。