仙台市中心部で客引き行為を繰り返したとして、宮城県警生活環境課などは2日、宮城県迷惑防止条例違反の疑いで、愛知県豊明市、職業不詳の男(36)ら20~40代の8人を逮捕したと発表した。 8人の逮捕容疑は男とそれぞれが共謀して、5月14日~7月18日、仙台市青葉区国分町2丁目の市道で、不特定の通行人に声を掛け、キャバクラ店などに客引きをした疑い。県警は8人の認否を明らかにしていない。 県警生活環境課によると、8人は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)とみられ、職業不詳の男がリーダーで、他のメンバーに指示を出していたとみられる。 県警は1日夜、捜査員約150人体制で仙台市内の飲食店4店や容疑者の自宅などを家宅捜索し、タブレット端末や携帯金庫などを押収した。