出前館に1095回不正注文か 詐欺容疑で無職男逮捕 愛知県警

飲食宅配代行サイト「出前館」にうその名前で会員登録し、注文した品が届いていないとクレームをつけて返金させたとして、愛知県警は2日までに、詐欺と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、名古屋市瑞穂区仁所町の無職、東本拓也容疑者(38)を逮捕した。 出前館への不正注文は1095回に上り、調べに「味を占めて何度もやってしまった。出前館以外にも同じような不正をしていた」と供述している。 逮捕容疑は7月30日、出前館に虚偽の名前や住所で会員登録した上で、2店に注文した品を受け取った後、アプリのチャットで「商品が届かない」などと苦情を申し立てて代金約1万6000円を返金させた疑い。 県警サイバー犯罪対策課によると、この日はアイスクリーム12個やうなぎ弁当、ハンバーグなどを注文していた。2023年4月以降、週に1、2回の頻度で虚偽登録しては退会する手口で1095回注文しており、計約370万円の支払いを免れた可能性があるという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする