静岡市内の社交飲食店で、暴力団員を店内に呼び、用心棒の役割をさせたとして、店長の男と経営者の男が24日、逮捕されました。来店した暴力団員の男3人も逮捕されています。 静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、静岡市葵区に住む社交飲食店店長の25歳の男と、店の経営者の千葉県船橋市に住む48歳の男です。2人は2月上旬、暴力団排除強化地域内にある社交飲食店に暴力団員3人を呼び、用心棒役を担わせた疑いがもたれています。警察によりますと、2人は客となんらかのトラブルを起こしており、その仲裁のために暴力団員を呼び出したということです。経営者の男は当時店内にはいなかったということですが、暴力団となんらかの関係があるとみられています。 また店の呼び出しに応じ来店した、指定暴力団稲川会4代目森田一家幹部の56歳の男、53歳の男、組員の56歳の男も逮捕されています。警察は5人の認否を明らかにしていません。