揖斐郡揖斐川町の山中に可児市の30代女性の遺体を遺棄したとして、岐阜県警は2日、岐阜市の男女2人を再逮捕しました。2人は別の女性への嘱託殺人などの罪で起訴されていました。 警察によりますと、2人は共謀して、去年12月14日夜から翌15日未明にかけて揖斐郡揖斐川町坂内広瀬の丁子山の斜面に可児市の接客業の女性(当時33)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。去年12月に女性の行方不明届が警察に提出され、ことし1月に白骨化した状態で遺体がみつかりました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察は2日付で岐阜中警察署に特別捜査本部を設置し、殺人の容疑も視野に入れ、調べを進めています。 男はこれまでに愛知県常滑市の女性を依頼に応じて殺害したとして、嘱託殺人と死体遺棄の罪で起訴され、女は死体遺棄の罪で起訴されています。