高齢者施設で入所者を高温の風呂に入れ死亡させたとして逮捕された介護福祉士の男が、逮捕前の調べに対し、「ストッパーを解除して高温のお湯をはった」と話していたことがわかりました。 介護福祉士の三宅悠太容疑者は、今年6月、大阪市内の特別養護老人ホームで、入所者の男性を高温の風呂に入れ、死亡させた疑いがもたれています。 風呂の温度は50℃以上だったとみられていますが、その後の警察への取材で、三宅容疑者が逮捕前の任意の調べに、「温度調整を適当にしてしまい、ストッパーを解除して高温のお湯をはった」と話していたことがわかりました。 ストッパーはおよそ45℃以上にならないようにつけられていて、三宅容疑者は湯の温度について、「すぐに手をひっこめてしまうほど熱かった」とも話していたということです。 逮捕後は容疑を否認しています。警察は三宅容疑者が風呂が高温になっていると知りながら故意に入浴させたとみて、詳しい経緯を調べています。