不同意わいせつの罪で逮捕・起訴されていた福岡県警の警部の男が9月26日に、福岡市早良区の福岡拘置所で自殺を図り、10月2日に死亡していたことがわかりました。 死亡したのは福岡県警の警部・下川陽一被告（52）です。 関係者によりますと下川被告は9月26日夜、起訴後に勾留されていた福岡市早良区の福岡拘置所の居室で自殺を図りました。 見回りをしていた拘置所の職員が居室でぐったりしていた下川被告を発見。 下川被告は病院に救急搬送されましたが、10月2日に死亡が確認されたということです。 福岡拘置所では職員が20分に1回以上の頻度で居室の見回りをしているということです。 下川被告（52）は、粕屋警察署の交通第1課長だった今年5月3日午後7時ごろ、福岡県久山町に駐車した車の中で後輩の20代女性職員にいきなりキスをしたり胸を触るなどしたとして不同意わいせつの疑いで逮捕・起訴されていました。 下川被告が死亡したことを受け、福岡拘置所は「被収容者の動静視察、心情把握に努める」とコメントしています。