北海道教育委員会と札幌市教育委員会は2025年10月3日、調査の結果、道内のすべての公立学校で盗撮目的のカメラなどが設置されていなかったと発表しました。 千歳市の中学校に勤務していた教諭が、道内の施設で16歳未満の女性の性的な動画を盗撮し、SNSのグループに共有するなどして逮捕された事件を受けて、道教委は全道の市町村の教育委員会に対して、9月30日までに盗撮目的のカメラなどがないか点検するように求めていました。 道教委によりますと、その後各自治体の教育委員会から、すべての学校(道立学校全253校 市町村立学校1186校)について、カメラなどは仕掛けられていなかったと報告があったということです。 また、札幌市教育委員会も市立の小中学校などを対象とした同様の調査を実施しましたが、市内の公立学校(309校)と幼稚園(5園)で、カメラなどの不審物はなかったということです。