AI顔認識カメラ、大量設置へ 28年までに6万台体制 香港

【香港AFP時事】香港の治安責任者は3日、人工知能(AI)による顔認識機能を備えた監視カメラ数万台を域内に設置する方針を明らかにした。 当局が最先端技術で公の場を監視する中国の「監視社会」に一歩近づいた格好だ。 香港当局は犯罪取り締まり計画の一環として、既に4000台弱の監視カメラを設置。2028年までに、これを6万台まで増やす計画という。 治安責任者は、AIは車のナンバープレート読み取りなどに既に導入されていると説明。その技術が「必然的に人間にも適用され、犯罪容疑者追跡などに利用される」と説明した。警察によると監視カメラ映像は昨年来、400件の犯罪摘発に寄与し、787人の逮捕につながった。

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