バナナマン設楽、『クレイジージャーニー』の影響で「行きたくない国が増えた」

お笑いタレントの設楽統(バナナマン)と俳優でタレントの小池栄子、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏が、東京・TBS放送センターで行われたTBS系『クレイジージャーニー ほぼ放送300回2時間SP』取材会に出席。これまで放送された同番組を振り返りつつ、今回のスペシャル放送をアピールした。 その人だから語れる“その人しか知らない”“常人からは未知の世界”。そんな貴重な体験談を語り、神秘、危険、タブーなエリアにも潜入し、未知の世界をリアルな映像を届ける同番組。10月6日午後8時55分から放送される「ほぼ放送300回2時間SP」では、丸山が世界中の裏組織に狙われる麻薬大国となっているフィンランドの実情をレポートする。ロケを振り返って丸山氏は「もともと意図していたところではないですが、日本とリンクしている部分もかなりあったと思います。とにかく素材として見たままを皆さんに伝わりやすいようにレポートしました。イメージと実像にギャップのある国だと思いました」と語った。 放送開始から10年がたった同番組。記者からMCを務めている設楽と小池に向けて、「お二人にとってこの番組がどういうものになっていると思いますか」という質問が上がると、小池は「普段、お休みが取れなかったりもするので、この番組を通して、同じ地球でもいろんな国の生活があって、さまざまな考え方があるんだなと感じました」と思いを巡らせた。設楽は「ある種、現代の教育番組というか、この番組で知れることは多い。世界って広いなって思うこともあれば、狭いと思うこともある。収録があっという間に終わってしまって、終わった後にドッと疲れることが多い」と笑いを交えて答えていた。 登場回数最多を誇る丸山氏が「この番組をやっているうちに、世界中の裏社会にネットワークができてしまったんです。その人たちがたまに日本に来るんですね。そうすると案内とかしなければならないじゃないですか。面倒くせえなあと思っています。中には逮捕されたりするヤツもいたりして……」と話すと集まった報道陣は苦笑いを浮かべる。すると、小池が「ゴンザレスさんはいつもお土産をくださるんですけど、本当にいらないというものを買ってきてくださって」とニヤリ。設楽は「うれしいんですけど、本当に食品系はいらないんですよ。スラムで作られたものとか、さすがに抵抗あるんですよ」とぼやいていた。 また、「この番組に携わったことによって変化を感じたことはありますか」と聞かれた設楽は「この番組であまり行きたくない国が増えました。イタリアとかフランスとか全部、裏を紹介するから……」と苦笑いを浮かべ、小池は「いろんな国を見させていただいたんですが、日本に住んでいて、日々感じられる幸せは当たり前のことではないんだなと思いますね。細かいことに感謝するようになりました」としみじみと語っていた。

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