沢口靖子が主演する新ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系/毎週月曜21時)が今夜スタート。第1話で沢口や横山裕ら「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)のメンバーは、“トクリュウ”犯罪に立ち向かう。 本作は人気シリーズ『絶対零度』の最新作。シーズン1(2010年)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(2011年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍を描いた。さらにシーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する” 「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の物語を展開してきた。 シリーズ誕生から15年、時代の変化とともに犯罪の手口も巧妙化した現代。新シリーズでは、そんな新たな犯罪に挑む姿を、新キャストによって描く。舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、人々の身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。 出演は、沢口や横山のほか、安田顕、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、板谷由夏、白本彩奈。 【第1話あらすじ】 巧妙化する情報犯罪に対応するため、半年前に総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)直轄のチーム『情報犯罪特命対策室』、通称DICT(ディクト)が発足。しかし、まだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。 そんな中、 “情報”を悪用した強盗事件が連続して発生。田辺智代(馬場園梓)は複数の事件の共通点から『匿名・流動型犯罪グループ』、通称“トクリュウ”の犯行ではないかと推測する。ディクトの調査官・清水紗枝(黒島結菜)が犯行を行った人物を特定、南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が実行犯を逮捕する。 しかし、実行犯の男は指示を受けただけで、犯行グループの特定にはつながらなかった。事件の根本的な解決に至らない中、二宮奈美(沢口靖子)は室長の早見浩(松角洋平)に事件現場を直接確認したいと告げ、山内徹(横山裕)を連れて飛び出していく。 事件現場に着いた奈美は、近所の老婦人・真田富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。しかし、話の中で「息子と名乗る不審な電話がかかってきた」と富貴子から聞き出し、今度電話が来たら警察に連絡するよう促す。 後日、富貴子の元に電話が。電話の相手は警察署の者だと名乗り、銀行口座の情報が漏れている可能性があるため、現金を警察で預からせてほしいと伝える。電話の後、待ち合わせ場所に現れた富貴子の元に、一人の少年が近づき…。 ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、フジテレビ系にて10月6日より毎週月曜21時放送(初回15分拡大)。