東京・渋谷区の長谷部健区長が6日、が6日、東京・渋谷文化総合センター大和田で行われた「令和7年全国地域安全運動渋谷区民のつどい」に出席した。 今月末にはハロウィーンを迎える。例年、渋谷にはハロウィーン期間中に多くの若者や訪日客が集まり、雑踏事故の危険性が指摘されている。飲酒トラブルやごみの散乱なども問題となっていた。 長谷部区長は、昨年から路上飲酒を禁止したことに触れ、「成果を上げていると思います」と手応えを感じている様子。今年の渋谷ハロウィーンについても「街が多くの人に安心安全で楽しんでいただけるようにしたい。何か要望などがありましたら、区の方に」と力を込めた。 警視庁渋谷警察署の高橋雅代署長も登壇し、「警察官語りの特殊詐欺が急増しています」と説明。「電話に警視庁や県警を語る者が出る。LINEに誘導し、ビデオ通話で逮捕状を示したり、個人情報を聞き出し、インターネットバンキングでお金を要求しています。被害者の多くは、20代から60代。高齢者だけがだまされるものではない」と呼びかけた。